2005年 12月 20日
ブリットポップは死んだか
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音楽に目覚めるのが遅かった私は大学でいつも遊んでいた先輩たちの影響でUKロックばかり聴いていました。

中でも印象深い一枚がブリットポップの代表格blurの「PARK LIFE」。
リリースされて1年後に聴きましたが、初めて聴いたときの衝撃は忘れられません。
聴いていると体が勝手に動き出しそうな、遊びのあるロックの世界。
麻薬的な魅力にすっかり引き込まれ、以前に取り上げたoasisとともに、彼らの音楽は私の青春の背景に鳴り響いていました。

その後1995年にリリースされた「The Great Escape」、1997年の「blur」、全て今聴けば、青春回帰。
何ともいえない切ない気持ちがよみがえり、何にでも一生懸命だった若い自分を思うと、リアルタイムでこの素晴らしい音楽を全身で体感出来たことに感謝したいほどです。
(因みに私はギターのグレアムが大好きでした。)

しかし、ボーカルのデーモン・アルバーンの「ブリットポップは死んだ」という発言のように、彼らの奏でる音は実験的なものへと変化を遂げていきました。
一番好きなメンバーのグレアムも脱退し、メンバーも今では個々活動をしているようです。

気付けば私自身も音楽から離れていて、過去を振り返るように音楽を聴くだけになっていました。
ブリットポップは死んだのか、青春回帰だけではない前向きな姿勢で音楽と向き合いたい。
そんなときに出会ったのが、Franz Ferdinand。
くぐもっているけれど艶のある声、聴くと踊りだしたくなるようなダンサブルなロック・サウンド。
blurとは異質のものだというのはわかっているけれども思い出さずにはいられない。
しかしながら、ただ単に過去を懐かしむのではなく、未来の音楽に期待を持てるような光を感じました。
こちらのブログの右下に、ライフログというメニューがあるのですが、少し前からこっそりと彼らのアルバムを載せています。
このアルバムの中の「Do You Want To」はSONY Walkman connectのCMのタイアップ曲になっておりますので、耳を傾けてみて下さい。
ファーストアルバムも同じく、長くても4分ほどというコンパクトな曲の中にはパワフルなサウンドがぎっしりと詰め込まれています。

2月には彼らの武道館公演へも足を運びます。
心地よく踊りたいです。

私は個人的にブリットポップは死んでなんかいないと思っています。
聴く人の中で生き続けているのだし、若い芽は次々と生まれている。
そんな若い芽を追い続けて行きたいと思っています。
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by pudlenka-nero | 2005-12-20 23:01 | 音楽のこと


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